フルコースなのに糖質制限!歴史ある旧桜宮公会堂で「食べるエステ」を堪能

フルコースなのに糖質制限!歴史ある旧桜宮公会堂で「食べるエステ」を堪能

大阪市北区の造幣局のすぐ北にある旧桜宮公会堂では、11月より糖質制限のフレンチのフルコースの提供が開始されました。

糖質制限と聞くと少し物足りなさそうなイメージを持ちますが、いったいどんなものなのでしょうか。大阪を代表する歴史的洋風建築のレストランで試食しました。

糖質20g。ご飯に換算すると……!

このコースを開発した角谷健シェフによると、糖質がコース全体で20gに抑えられるよう心がけて調理されているそうです。

ちなみに20gの糖質がどの程度のものかというと、お茶碗にたった3分の1ほどのご飯に含まれるのとほぼ同じ量です。フルコースでありながらその量に抑えられていると聞くと、かなり驚かざるを得ません。

見た目は全くのフレンチです

コースは全6品、どのお料理もまずは見た目が素晴らしく、その点は通常のフレンチフルコースと全く同じです。

カラフルなソースが目をひくのは「北海道産ホタテと小さいパスタのシャルロット」。ソースの色はビーツなどの色素によるもので、そのお野菜そのものもいっしょに頂くという仕立てになっています。この日は大阪産の天王寺蕪が登場しました。

こちらは、茸のコンソメを使った前菜です。素材の味を引き出すという共通点からでしょうか、口にすると和食のような雰囲気も漂います。

もちろんパンも「対応済み」。自家製で、ふすまとグルテン粉を使いバゲットの半分くらいの糖質に抑えているそうです。

メインのローストビーフはかなりのボリュームですが、シェフ曰く「これでもちゃんと糖質制限なので、気にしないでがっつり食べてくださいね」。また、ここでも野菜が活躍していて、ヴァニラの香りをまとわせた赤キャベツが印象的でした。

ベースにマスカルポーネだけを使ったティラミスは、甘さが控えめないわゆる「大人の味」です。食感のアクセントを担うのは半透明の板に挟まれたナッツと、中に入っているのはなんと!白きくらげなのです。

予想以上の満足感でした

スパイスが使われていたり、あるいは食材が見慣れない組み合わせをなされていたりと、コース自体のエンターテインメント性がじゅうぶんに高く、それが糖質制限でも満足できる秘密のようです。

全体的に、平均的なフレンチに比すれば味は薄めです。物足りないと感じる方もいるかもしれませんが、それは逆に、ふだんどれだけ甘いものや糖分の多い調味料をたくさん食べているか、ということに気づくきっかけにもなるでしょう。

コンビニの菓子パンとか、糖質量を知ってしまったら怖くて食べられなくなりそうですね。

文明開化の薫りを色濃く残すレストラン

旧桜宮公会堂は、造幣局の敷地内にあった明治初期の建物の一部を移築したもので、正面の列柱等が重要文化財に指定されているという貴重な建築物です。現在は改築を加えられ、結婚式場およびレストランとして営業しています。

内部は高い天井にシャンデリアや重厚なドアがあり、日本が西洋に憧れた時代の趣をそのまま残しています。この雰囲気の中で頂くお料理は、やはり格別なものです。

重要文化財の中で頂くという贅沢感もさることながら、体のことを考えた健康的なお食事というのは、真の意味での贅沢かもしれません。ダイエット中の方や健康が気になる方にもぜひ試してみて頂きたいメニューでした。

「食べるエステ 糖質制限メニュー」概要

施設:旧桜宮公会堂
営業時間:平日11:00~16:00 ※土日祝日、第二水曜日休み
税込料金:4500円
料理:アペリティフ/アミューズ/冷前菜/温前菜/メーン/デザート
住所:〒530-0042 大阪府北区天満橋1-1-1
電話:06-6881-3330
交通:
地下鉄東西線大阪天満宮、JR桜ノ宮駅から徒歩9分
JR大阪環状線 桜ノ宮駅西口徒歩から9分
地下鉄堺筋線・谷町線 南森町駅3番出口から徒歩10分
ウェブサイト:http://restaurant.novarese.co.jp/smk/

*当日の仕入れ状況により、提供できない食材があります。
*当記事で紹介した料理は2013年11月の取材当時のものです。内容は変更される場合があります。

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